2005年 09月 25日 ( 1 )

シンデレラマン

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彼は、苦しい生活の中で、自分の子ども達を里子に出す事は選ばなかった。
それよりは、一緒に暮らせる為の電気、ガス代を、頭を下げて恵んでもらう方をとった。
彼には、そういうプライドよりは家族一緒の方が大事だった。

自分の大事にしているものがはっきりと解かっている彼は、窮地に立たされても
精神的に崩れなかった。信念があった。

何を大事にするかは、人それぞれだと思う。
でも、その想いが自己中でなくて、解かりやすくて、筋が通っていて、機が熟した時、
彼には思いもかけない力が出た。

それは、その時代の人々にも共感を与えた。
でも、共感を与えた後も、彼の生き方は変わらなかった。

さて、適度に物が足りているかのように便利に見える現代で、
君はどう?と、尋ねられた気がした。

まだまだ、自分探しは続いているよ。
私は答えた。
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by t2mina | 2005-09-25 19:56 | 本・映・音・展