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One Piece11~15巻

■付録をよく読もう
・7巻p.68に初めて登場するパンダマン。8巻p.92に「パンダマンを探せ!」という所で登場。時々登場するらしい。44巻に早くいきたい!
・巻10~15の巻末に「ウソップギャラリー博物館」という読者からのイラストコーナーがあるのだが、この冒頭のウソップの一言と仕草が本当におかしい。巻11で「いくぜ!」と始まった次の巻12ではチェケラッチョー!風に指を立てて描かれ本当にお馬鹿さんで可笑しくて身をよじり笑ってしまった。巻13では「船出チョップ」と続き、常に顔に力が入りすぎている割には自体への対処は常に本筋からそれた裏路線から進めている本当に愛すべき可笑しなキャラクターだ。

■さて、本題ですね
話の展開の仕方が見えてきたこの巻位になると、子供達は登場する悪者達の違いに一喜一憂するのだろうが、大人である私はそこでやや、ささっと読んで済ましていたりする。作者の尾田さんごめんなさい。しかし、

■巻11 東一番の悪
ようやくナミがルフィ達の仲間になる。搾取されるナミもノジコさん達島の人々も解放される。私が泣いたのはゲンゾウさんが赤ちゃんのナミを笑わせる為に帽子に風車をさして笑わせているシーンだな。

■巻12 伝説は始まった~13 大丈夫!!!
・ここからルフィ達はようやくグランドラインに入っていく。そしてミス・ウェンズデーことアラバスタ王国ネフェルタリ・ビビが登場する。バロック・ワークスによるアラバスタ王国の乗っ取りを阻止し祖国を救う為に敵陣に潜入していたのだ。彼女もいずれルフィ達の仲間になるのか?
・この巻あたりから度々出てくるアゴが外れて白目を向いた、まるでムンクの叫びのような表情がいい。怒りながらアゴが外れている場合もある。




■巻14 本能~巻15 まっすぐ!!!

搾取するのは権力のある者が身分の低い者達に対してする行為。又、国王やその場の長というのはその場を納め、民衆あるいは部下を統率する立場にある者。その目的とは国の繁栄と民衆の幸せであるべき。

この国家の部分は自分の身近な場、例えば会社や家庭などに置き換えることができますね。自分も色々な上司の下で働いてきましたが、そのタイプは様々でした。困ってしまうのは自分の好き嫌いで事を進めたがる幼稚な上司。ここに権威主義がプラスされるとこれはもうプチ独裁者になり得るわけでとても始末に終えません。おべっかを使う人も出てくるしね。有り難いと思えたのは物事を出来るだけ客観的に見る姿勢が身についたことかもしれないけれど、こんな風に仕事がしていきたいと思える人物の中には当然入れてあげることはできません。

逆に以前の職場での噂をしょってきた人であれ、誰に対しても日々の業務の中では平等な対応で接することのできる上司に会うと、こういう人が人の上に立ち得るのだろうと思わせられます。集団を構成する成員一人一人は、非常に単純なことなのですが例えば子どもが自分を認めてもらいたがるのと同じように、自分を認めてもらう事でモチベーションが上がります。得意分野が様々な成員が自分のいい一面を出して過ごせる雰囲気のある環境が作れる能力があるか否か。ここが私にとってははずせない上司を見るポイントです。

あれ?One Pieceってこんな話だったけ?(笑)
by t2mina | 2006-12-17 12:46 | 本・映・音・展