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少し京都へ

突然ですが、駆け足で京都へ。

何年ぶりかなあ。JR京都駅がこんなに綺麗になっているとは。そして駅前から突然にぎやかなんですね。碁盤の目の広い道路と背の高い商店街の建物や、歴史のある建物の組み合わせが、直線的で、規則的な広がりを見せてくれていました。

出町柳から、比叡山の麓にに繋がる、江ノ電よりも小さい路面電車にゆられ一条寺という駅で下車。一度来てみたかった、恵文社 へ。
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本屋さんでありながら、地元の講演会や個展、美術、音楽等の情報がたくさん貼ってあり、奥には、これと思って集められた、小物、アクセサリー、バック、ブックカバー、etc.近くの造形大の学生さんの作品から、若手の作品、人気がでているアーティストの作品、銀座の 月光荘 のかばんや便箋等も扱っています。
私は、このショルダーと背中にしょえるようにもなる、「ゼッケンバック」なる物を購入しました。
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元々、絵描きさんの道具を入れるためにつくりはじめたものなので、丈夫で、何より私は、このマークに人目惚れ。これに宿題などいれ図書館にせっせと通う事にします。

ここの本の品揃えは、ヨーロッパ等の、絵本、子どもの本、哲学、思想、演劇、詩、食、建築、それに関係した雑誌、画集、、、いずれにしても、んだ物が中心、読むのも眺めるのも飾るのも、お店の人が、その本の持つ様々な価値を伝えたいと思って選んだ物ばかりなんだと思います。品揃えが独特で、芸術的な空気が漂っていました。

今時の言葉で言うと、ベンチャー企業、いや、文化活動のベンチャーだと思います。おもしろいお店ですよ。

もう一件は1930創業、進々堂カフェ
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ネットで検索すると出てくる、パン屋さんの進々堂とは違うので間違えないで下さい。
天井が高くて、大正時代のミルクホールの趣があります。
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素朴なパンもテイクアウトできるし、コーヒーやカレーもメニューにあります。京大の前にあり、読書している学生さんもいます。
「うちは昔っからほそぼそやってますんで。」と奥さんは笑っていました。
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始めて来たのは、短大に入った頃かな。その頃と趣が本当に変わっていなくてびっくりしました。
京都市左京区北白川追分町88  電話075-701-4121

やっぱり、どこに行っても、本屋さんとパン屋さんはかかせませんね。

因みに、おかげさまで試験は無事終了。午前の授業では、新聞記事に即した言葉を選んで、和訳できたと思います。
午後の方は、試験は無かったけれど、毎日厳しく、その人の聞けるレベルに合わせて、その先に突っ込んだ質問をされていました。
自分がここが聞けないとなあ、と自己判定できるくらいには聞けるので、解からない時は、よけいに悔しかったです。

人と肩を並べて学ぶという事は、井の中の蛙にならずに、お手本や、目標や自分の足りない所が解かるのがいいですね。こんな人もいて、こんな意見もあるんだなあ、と、英語以外の事もたくさん教えてもらいました。

土曜日に授業が終了したその足で、実家に行き、両親が元気でいてくれることを確かめほっとし、お墓参りにも行き、その後思い切って足を延ばして京都まで、というわけだったのです。

これでまた一区切りです。
by t2mina | 2005-08-15 23:11 |